カフェ開業にいくら必要?最低限の準備資金とは

カフェ開業にいくら必要?最低限の準備資金とは

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皆さんは、カフェを開業するのにどの程度の資金が必要になるか、イメージできますでしょうか?カフェの開業はその他の飲食店などと比べて、費用がかからないイメージの方も多いのではないかと思います。

 

しかし、一口にカフェと言っても、立地条件や席数、マシーンへのこだわり方などで出店費用は千差万別です。今回は、いくつかのパターンからカフェ開業にかかる費用を解説していきたいと思います。

 

サラリーマン見習いバリスタ:脱更 志泰三くん

お洒落なカフェを作るには、かなりまとまった開業資金が必要なんですかね。お洒落さは犠牲にしたくないのですが・・

大山珈琲オーナー:大山 淳

資金が少なくても工夫次第でいくらでもお洒落にはできるよ!お金がかかるのは、お洒落さではなく立地とかになるかな。

 

最も費用が必要になるのは「物件取得費」や「地代家賃」

カフェを開業するエリアや物件のグレードにもよりますが、一般的に最も開業資金がかかるのが「物件取得費」です。最近増えてきている田舎の古民家カフェなど、物件取得費を抑えられる業態はありますが、基本的には良い立地にお店を構えるに越したことはありません。

 

店舗契約の場合、普通の住宅などと違って敷金に該当する保証料が家賃の10ヶ月〜12ヶ月分程度必要になることがあります。立地条件は開業後の売上に直結しますので、妥協したくないところですが、良い立地に出そうとするほど、開業資金が必要になるのは言うまでもありません。

 

 

内装工事費

内装工事費とは、設計費、材料費、家具、インテリアなど全てを含んだもです。DIYなどで内装を自分で行う人もいるようですが、かなりのスピードが求められます。内装工事に時間がかかり過ぎると、オープンが遅れて営業開始までの家賃がさらにかさんでしまうからです。

 

専門業者に依頼する場合は、1坪あたり30~40万円程度が相場だと追われています。物件を契約する前に、予め内装工事をどうるのか、方針を決めておくと良いでしょう。

ちなみに当店の内装工事はDIYでやりましたが、大変でした。開業への情熱だけで何とか1ヶ月で完成しましたが、同じことをやれと言われても2度とできないと思います(笑)

厨房機器費

あなたのお店ではどのようなメニューを扱うのでしょうか?取り扱うメニューによって、当然ながら必要な厨房機器も違ってきます。例えば、ピザをメニューに出すとしても、普通のピザなのか「窯焼きピザ」なのかによって費用は雲泥の差になります。開業資金の計算をする際には、事前にメニューまで具体的に想定しておく必要があるのです。

 

 

一般的なカフェでコストのかかる厨房機器は「エスプレッソマシーン」です。業務用キッチンや冷蔵庫などと比べるとそこまで費用がかからないイメージがありますが、そこはどこまでこだわるかということです。高い物だと数百万円のエスプレッソマシーンもありますし、マシーンのグレードにより味もかなり変わってくるのも事実です。

 

 

まとめ

 

今回のポイントは、開業資金を計算する前に、メニューや業態、出店場所や内装のテイストなどを明確にイメージしておくことが重要ということでした!この記事が未来のオーナーバリスタの皆様の少しでもお役に立てると幸いです。

 

 

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この記事を書いた人

大山 淳

大山珈琲店オーナー。 大手コンサルティング企業でのサラリーマン時代、コーヒーの魅力に目覚めてスペシャリティコーヒーの本場シアトルに留学する。帰国後、脱サラして妻の由香と共に大山珈琲を開業する。

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